今年の中秋の名月は、敬老の日の後日の9月21日だが、残念ながらあいにくの曇り空で、お月さんがあまりきれいに観れなかった。
これとは別に、毎年行われる中秋の名月の行事も、ネットで調べてみたら、緊急事態延長でどこも中止になっていたことが残念だ。
もっとも有名な行事といえば、嵯峨野の大沢池で行われる「観月の夕べ」で、嵯峨天皇が大沢池にて、中秋の名月に舟を浮かべ、文化人・貴族の方々と遊ばれたことから始まったと言われている。
緊急事態で自粛するようにと言われているのに、わかっているけど、どうしても気になってしまって、行かずにいられなくなったから、行くことにした。
実際に行ってみたが、思ったよりも非常に大きく広い池だった。
この日はあいにくの天候だったが、もし晴れていたら、お月さんが水面に映ってきれいに観れたかもしれない。
ここで、平安貴族の方々が舟遊びしながら中秋の名月を満喫していたのかなと想像してみた。
あいにく今年は中止になったが、コロナが落ち着いてからまた行われるだろうし、その時になったら行こうと思う。
えき田大輔